Zoom VDIを使用する

Zoom VDIを使用する

Zoom VDI for HP Anywareは、エージェント マシン上のZoom VDI Clientおよびクライアント マシン上のZoom Pluginという連動する2つのコンポーネントを使用し、Anyware ClientのウィンドウにZoomミーティングを表示します。初期設定では、PCoIPセッションが開始されるたびに、Zoom Pluginが自動的に起動します。Zoom Pluginは、起動後にエージェント マシン上のZoom VDI Clientに接続し、Zoomミーティングを表示します。

Zoom VDI for HP Anywareの概要

概要

Zoom VDI for HP Anywareを使えば、HP Anyware AgentデバイスからHP Anyware Clientデバイスへのオーディオおよびビデオ ストリームをオフロードすることにより、HP Anyware環境でのビデオ会議のパフォーマンスを強化できます。クライアント デバイスがビデオおよびオーディオ ストリームの処理を担当し、Zoomサーバーとの間で直接ストリームを送受信するので、会議の快適性が向上します。

サポート情報

サポートおよびトラブルシューティング

Software Client for Windowsのインストールまたは使用中に問題が発生した場合、利用できるトラブルシューティングおよびサポート リソースがいくつかあります。

  • HP Anywareでは、多くの質問に回答し、よくある問題の解決方法を記載した大規模なナレッジ ベースを維持しています。ナレッジ ベースは、Knowledge Centerの一部です。ナレッジ ベースにアクセスするには、[Articles]タブをクリックするか、ページ上部の検索フィールドに検索キーワードを入力します。

クライアント ログ

Anyware Clientのログ

Software Client for Windowsは、プロセスおよびブローカーやエージェントなど他のサービスとのやり取りをログ ファイルに書き込みます。ログ ファイルは、問題を診断するうえで非常に重要です。このページでは、ログの取り扱いと、ログの場所について説明します。

ログの場所

クライアント ログは、初期設定で %localappdata%\Teradici\PCoIPClient\logs に格納されます。ログの場所は、必要に応じて、起動時の構成によって上書きできます。

セキュリティ モード

Anyware Software Clientのセキュリティ モード

Anyware Software Clientは、証明書を使用して接続先のホストのIDを確認します。セキュリティ モードを構成するには、Anyware Clientの構成ファイルの security_mode 設定を使用するか、セッション前ユーザー インターフェイスで値を設定します。

セキュリティ モードでは、3つのオプションを利用できます。

Anyware Software ClientでUSBドライバーを復旧する

Anyware Software Client for WindowsのUSBドライバーの使用時に、USBハブ フィルターのバージョンについて問題が発生し、以下のようなエラー メッセージが表示されることがあります。

USBハブ フィルターの別のバージョンがすでにインストールされています。このインストールを続行する前に、そのバージョンをアンインストールしてください。

この問題またはUSBドライバーに関する別の問題が発生した場合は、以下の操作を行ってください。

  1. Anyware Clientをアンインストールします。

  2. マシンを再起動します。

  3. レジストリ エディターを開きます。