IPv6を有効にする
IPv6
Standard Agent for Linuxは、IPv6アドレスをサポートしています。IPv4モードとIPv6モードを切り替えるための構成は不要です。
Standard Agent for Linuxは、IPv6アドレスをサポートしています。IPv4モードとIPv6モードを切り替えるための構成は不要です。
このガイドは、HP Anywareの一部としてStandard Agent for Linuxを展開しようとしている管理者を対象としています。ファイアウォールの規則の設定など、Linuxの規約やネットワークの概念に関する十分な知識があることを前提としています。
Ubuntuでエージェントのバージョン番号を確認するには、以下のコマンドを実行します。
dpkg -l "pcoip*"
RHELまたはRocky Linuxでエージェントのバージョン番号を確認するには、以下のコマンドを実行します。
rpm -qai "pcoip*"
コンソールには、登録済みのすべてのコンポーネントおよびそのバージョン番号(存在する場合)のテーブルが表示されます。
問題のトラブルシューティングおよび診断のために、システムのサポート ファイルの作成をお願いすることがあります。サポート ファイルは、問題の診断に役立つAnyware Standard Agent for Linuxのログおよびその他の診断データを記録したアーカイブです。
サポート ファイルを作成するには、スーパー ユーザーで次のコマンドを入力します。
sudo pcoip-support-bundler
サポート ファイルは、/tmp ディレクトリに作成されて保存されます。生成されたファイルのフル システム パスを含むメッセージが表示されます。
Standard Agent for Linuxのインストール、構成、または実行中に何らかの問題が発生した場合、サポート チケットを作成できます。
チケットを作成する前に、以下の情報を準備してください。
PCoIPコミュニティ フォーラムでは、他のITプロフェッショナルから問題の解決方法を学んだり、一般的な質問への回答を見つけたり、さまざまなトピックに関するグループ ディスカッションに参加したり、PCoIPテクニカル サポート サービス チームにアクセスしたりできます。このフォーラムにはHPスタッフが深く関わっています。
Standard Agent for Linuxは、次のシステム機能に依存します。
VMware ESXi(6.0以降) | KVM | AWS EC2 | Microsoft Azure | Google Cloud Platform |
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VMwareハードウェア バージョン11 | QEMU/KVM | インスタンス要件を満たす 任意のインスタンスの種類 | インスタンス要件を満たす 任意のインスタンスの種類 | インスタンス要件を満たす 任意のインスタンスの種類 |
RHEL/CentOS 7のサポート終了
Standard Agent for Linuxバージョン24.07のリリースでは、以下がサポートされています。
Anyware Linux Agentは、RedHat Enterprise Linux(RHEL) 9およびRocky Linux 9にインストールできるようになりました。
Standard Agent for Linuxバージョン24.07では、Wacom Movink 13タブレットがサポートされるようになりました。詳しくは、「ワコム サポート」を参照してください。
RHEL/CentOS 7のサポート終了
CentOS 7およびRHEL 7は、HP Anywareではサポートされなくなりました。
Standard Agent for Linuxは、ワコム タブレットを2つの構成でサポートします。ブリッジ構成では、周辺機器のデータはデスクトップに送信されて処理され、ローカル終端構成では、周辺機器のデータはAnyware Clientでローカルに処理されます。
ローカル終端タブレットでは、応答性が大幅に向上し、よりレイテンシが大きい(25 ms以上など)ネットワークにも対応できます。
最善の体験を得るため、また最も包括的なデバイスのサポートを得るため、Anyware Agent、Anyware Software Client、およびAnyware Zero Clientファームウェアは最新のものを使用してください。個々のワコム デバイスのサポートが追加された時期を知るには、クライアントのリリース ノートを参照してください。
注意:Ubuntuクラウド ホストでワコムのローカル終端を使用する
Standard Agent for Linuxは、Anyware Clientに接続されたUSBデバイスおよび特定のワコム タブレットをサポートします。
USBブリッジングを明示的にインストールする必要があります
Standard Agent for Linuxをインストールする際に、必要なUSB依存関係を自分でインストールすることにより、USBブリッジングのサポートを明示的に有効にする必要があります。必要なコマンドについては、UbuntuおよびRHELまたはRocky Linux向けのインストール手順を参照してください。必要なUSB依存関係がインストールされていない場合、Standard Agent for LinuxはUSBデバイスのブリッジングをサポートできません。
この要件は、キーボードおよび、マウスまたはその他のポインター デバイスのサポートには影響しません。ワコム タブレットのサポートには影響しません。
WindowsまたはLinux Software ClientからWindowsまたはLinuxエージェントに接続する場合(両方とも23.04以降)、次のTangentパネルがサポートされます。
macOS Graphics Agent、macOS Software Client、およびTrusted Zero Clientでは、Tangentパネルはサポートされません。