PCoIP Ultra

PCoIP Ultra

Standard Agent for Windowsでは、PCoIP Ultraのサポートが提供されています。PCoIP Ultraは、ビット単位で正確な色精度による真のロスレスのサポートと、最高のフレーム レートによるコンテンツの細部の保持に最適化されています。

PCoIP Ultraプロトコル拡張は、高解像度コンテンツを使用するリモート ワークステーション ユーザーに、より高速でインタラクティブな体験を提供することで、業界で認められた当社の高いパフォーマンスを、未来のリモート コンピューティングの分野でも実現する役割を果たします。

インストーラーの言語

サポートされるインストーラー言語

Anyware Agentのインストーラーでは、次の言語がサポートされています。

  • フランス語
  • ドイツ語
  • スペイン語
  • 簡体中国語
  • 繁体中国語
  • 日本語
  • ポルトガル語
  • イタリア語
  • 韓国語
  • ロシア語
  • トルコ語

ディスプレイ

Standard Agent for Windowsは、Anyware Clientの最大4台のディスプレイおよび4K UHD(3840×2160)の最大解像度をサポートします。

モニターは、縦、横、または2×2の長方形として配置できます。モニターは標準的な回転角度(0°、90°、180°、270°)で使用可能で、任意のモニターをプライマリ ディスプレイに設定できます。

注:複数の高解像度ディスプレイを使用する場合

複数の高解像度ディスプレイ(クワッド4K UHDトポロジなど)を使用するには、強力なシステム インフラストラクチャが必要です。必要なディスプレイ トポロジをサポートできるように、帯域幅、クライアント機能、およびホスト機能を備えたシステムを使用してください。

重要:ホスト マシンへのモニターの追加はサポートされていません

コラボレーション

コラボレーション

PCoIP Ultra Collaborationを使用すると、PCoIPセッションのユーザーは、Anyware Software Clientを使用している複数のリモート コラボレーターとセッションを共有できます。

注:コラボレーションに関する用語

この機能の説明では、最初のユーザー(セッションを開始したユーザー)をセッション オーナー、その後にセッションに参加するユーザーをコラボレーターと呼びます。セッション オーナーの画面、オーディオ、および入力デバイス(許可されている場合)は、セッションに参加したコラボレーターと共有されます。

オーディオ

オーディオ サポート

ステレオ オーディオ出力およびモノラル オーディオ入力がサポートされており、初期設定で有効になっています。

セッション中には、ホストの既定のオーディオ デバイスがTeradici Virtual Audio Driverに変更されます。セッションが切断されると、オーディオ デバイスの選択は前の設定に戻ります。

注:アプリケーションはシステムの既定のデバイスを使用する必要があります

Anyware Agentは、システムの既定のオーディオ デバイスの割り当てを変更することにより、PCoIP接続を通じてオーディオを実現します。PCoIPを通じてオーディオを送受信できるのは、システムの既定のオーディオ デバイスを使用するアプリケーションだけです。

FAQ

よくある質問

スクリーン セーバーは使用できますか?

はい。ただし、CPU効率およびネットワーク帯域幅の使用量に関しては、空白の静的なスクリーン セーバーが最適です。

Windowsイベント ビューアーでAgentのログを表示する

Windowsイベント ビューアーでAnyware Agentのログを表示する

Anyware AgentおよびAnyware Managerが生成した高レベルのセッションおよび接続イベントは、Windowsイベント ビューアーで表示できます。

Anyware Agentのイベント

Windowsイベント ビューアーを使用してイベントを表示するには、以下の操作を行います。

ライセンスの問題をトラブルシューティングする

ライセンスの問題をトラブルシューティングする

ライセンス トラブルシューティング ユーティリティは、Standard Agent for Windowsに付属しています。これらのユーティリティを使えば、ライセンスを検証したり、ライセンス資格のリストを表示したりすることができます。

ログ レベルを設定する

ログ レベルを設定する

各Anywareコンポーネントは、イベントをログに記録するように構成されています。収集される情報の量は、ログの詳細レベルを0(最も簡素)~3(最も詳細)で設定することにより構成できます。初期設定では、Standard Agent for Windowsはログ イベントをレベル2で記録します。

特定の問題のトラブルシューティングを行う際に、HPサポート サービスは、特定のコンポーネントのログ レベルを調整することで、システムの特定部分からより多くの情報を得ることを推奨する場合があります。

セッション ログID

セッション ログID

各PCoIPセッションの開始時に、固有のセッションIDがAnyware Clientによって生成され、接続されているすべてのAnywareコンポーネント(エージェントを含む)に渡されます。エージェントが生成するログ メッセージは、識別に便利なように、先頭にこのセッションIDが付いています。1つのセッションの間に生成されるすべてのログ メッセージは、どのAnywareコンポーネントが生成したものでも、先頭に同じセッション ログIDが付きます。IDは次のRFC-4122形式を取ります。

yyyy-mm-ddThh:mm:ss.ffffffZ xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx > …

たとえば、以下のようになります。