診断を実行する

診断を実行する

各Anywareコンポーネントは、システム使用時のアクティビティを記録するログ ファイルを作成し、更新します。Anywareシステムのトラブルシューティングで最初に行うのは、ほとんどの場合、これらのログ ファイルを調べて、エラー条件など、システムが予期したとおりに動作しない原因についての手がかりを探すことです。

Standard Agent for Windowsおよびその他のAnywareコンポーネントのログ ファイルは、ログ ディレクトリに保存されます。

Windowsイベント ビューアーにも、高レベルのイベントのログが含まれます。

注:サポートのためのログ ファイルのバンドル化

PCoIPコントロール パネルでライセンスを管理する

PCoIPコントロール パネルを使用してセッション ライセンスを管理する

PCoIPコントロール パネルを使用して、ライセンスの登録、ライセンスのステータスの確認、およびライセンスの更新を行うことができます。

PCoIPコントロール パネルは、次のいずれかの方法で開くことができます。

ログ ファイルを探す

Agentログ ファイルを探す

Anyware Agentのログ ファイルは、初期設定では次のディレクトリにあります。インストール時にAgentの場所を変更した場合、ログ ファイルの場所もそれに応じて変更されます。

接続ガイド

PCoIP Clientから接続する

Anyware Agentの展開とクライアント接続の要件

Anyware Clientは、概念実証、クラウド、またはデータ センター環境にホストされたデスクトップに接続できます。要件およびネットワーク セキュリティのレベルは、環境の種類に応じて異なります。

構成ガイド

Anyware Agentを構成したり、PCoIPプロトコルの動作をローカル ネットワークの条件に対して最適化したりするには、Windows GPO変数を調整します。

変数はadmxテンプレート ファイル内にあり、エージェント インストーラーによって自動的にインポートされます。

ドメイン コントローラー上のテンプレート ファイルは自動的にはインストールされません

ドメイン コントローラーではテンプレート ファイルは自動的にはインストールされません。ドメイン コントローラーのグループ ポリシー エディターに手動でファイルをインポートする必要があります。

注:IPv6アドレスに対応

Standard Agent for Windowsは、IPv6アドレスをサポートしています。IPv4モードとIPv6モードを切り替えるための構成は不要です。

Zoom VDI for HP Anywareの概要

Zoom VDI for HP Anywareを使えば、Anyware AgentデバイスからAnyware Clientデバイスへのオーディオおよびビデオ ストリームをオフロードすることにより、HP Anyware環境でのビデオ会議のパフォーマンスを強化できます。クライアント デバイスがビデオおよびオーディオ ストリームの処理を担当し、Zoomサーバーとの間で直接ストリームを送受信するので、会議の快適性が向上します。

Zoom VDI for HP Anywareの仕組み

Zoom VDI for HP Anywareは、次の2つのコンポーネントを使用します。これらは2つの異なるプログラムであり、それぞれに物理的なインストール場所があります。

Zoom VDI Clientをインストールする

このトピックでは、Zoom VDI Clientをエージェント マシンにインストールする手順を示します。

開始する前に、Zoom VDI Clientをインストールするエージェント マシンの管理者権限を持っていることを確認してください。  

  1. エージェント マシンのウェブ ブラウザーで、「VDI releases and downloads」ページにアクセスします。

  2. Compatible plugins」の下で、必要なバージョンのインストーラーを見つけます。バージョンは、5.16.10以降である必要があります。

    注:バージョンの一致

    選択するZoom VDI Clientのバージョンは、クライアント マシン上のZoom Pluginのバージョンと同じかそれ以降である必要があります。

セキュリティ ガイド

Anyware Agentのセキュリティ証明書

PCoIPでは、セッションを確立するために証明書が必要です。初期設定では、Anyware Agentは自己署名証明書を生成してPCoIPセッションを保護します。PCoIPシステムの各コンポーネントが自己署名証明書を生成でき、それらは構成不要で自動的に連携して動作します。

必要な場合、HPの自己署名証明書の代わりに、独自のカスタム証明書を作成して展開することもできます。このセクションでは、カスタム証明書を作成して実装する方法を説明します。

カスタムセキュリティ証明書を使用する

証明書の作成には、OpenSSL、Microsoft Certification Authority、または任意のパブリック認証局(CA)が使用できます。OpenSSLを使用しない場合、使用する認証局のドキュメントで、Windows認証ストア互換形式の証明書を作成する手順を参照してください。

このセクションの手順では、OpenSSLを使用して証明書を生成します。これらの証明書は、ルート署名証明書が知られていれば、ほとんどのセキュリティ スキャナー ツールで認識されます。

Remote Workstation Cardでブローカリングを使用する

Remote Workstation Cardマシンでブローカリングを使用する

Standard Agent for Linuxを使用して、Linux Remote Workstation Cardマシンにブローカリング機能を提供できます。

重要

ここに示す手順でAnyware Zero Clientの接続モードを構成すると、ホストへの直接接続は無効になります。

Remote Workstation Cardデスクトップの要件

以下の要件は、Standard Agent for LinuxをRemote Workstation Cardマシンにインストールする場合にのみ当てはまります。