PCoIP Clientから接続する
Anyware Agentの展開とクライアント接続の要件
Anyware Clientは、概念実証、クラウド、またはデータ センター環境にホストされたデスクトップに接続できます。要件およびネットワーク セキュリティのレベルは、環境の種類に応じて異なります。各環境のコンポーネントおよび要件について詳しくは、「Supported Anyware Architectures」を参照してください。
注:クリップボード データへのアクセス
クリップボードのリダイレクションが有効になっている場合、Anyware Agentはクリップボード データにアクセスできます。機微なデータを扱う場合は、クリップボードのリダイレクションを無効にすることをお勧めします。
Standard Agent for Windowsをインストールして構成したら、リモートAnyware Clientからの着信接続を受け入れることができます。PCoIP Clientは、ソフトウェアまたはファームウェアで利用できるリモート エンドポイント デバイスであり、インストールされているStandard Agent for Windowsを通じてリモート デスクトップへのセキュアなPCoIP接続を行います。
クライアント接続を管理する
ほとんどの場合、Anyware Clientは接続ブローカーを通じてAnyware Agentに接続します。ブローカーは、ユーザーと利用可能なデスクトップをマッチングし、選択されたリソースを使用してPCoIPセッションを確立する責任を負います。
これらのブローカリング サービスを使用する場合、Anyware Agentを構成する必要はありません。関連する構成はすべてブローカーで行われ、ブローカーがエージェントと通信します。
ブローカリングのオプション
リモート デスクトップとのクライアント接続を管理する方法はいくつかあります。
直接接続
直接接続では、ブローカーは関与せず、Anyware Agent自身がブローカーの役割を果たします。この場合、クライアントのユーザーが、エージェント マシンのIPアドレスまたはFQDNをクライアントに設定し、接続は中間ステップなしでセキュアに行われます。
Anyware Manager
Anyware Managerは、クラウドベースのサービスまたはインストール可能なインスタンスとして利用可能なサービスであり、PCoIP環境を一元的に管理します。クラウド コンピューティングのコストを管理し、リモートWindowsまたはLinuxワークステーションとのPCoIP接続のブローカリングを行うことで、きわめてスケーラブルでコスト効果の高いHP Anyware環境を実現します。
Connection Manager
Connection Managerは、Security Gatewayとのバンドルで提供されており、自己管理型のブローカリング サービスを可能にします。Connection Managerのインストールおよび構成手順を含む詳しい情報については、ドキュメント『Connection Manager and Security Gateway』を参照してください。
サードパーティの接続ブローカー
Anyware Agentは、サードパーティの接続ブローカーもサポートします。ブローカリング パートナーの最新のリストについて詳しくは、ウェブサイトの「Technology Partners」を参照してください。
詳しい情報
Anyware Clientの接続要件および使用方法に関する情報は、次のドキュメントに記載されています。