Software Client for Windows
Administrators' Guide
デバイスがローカル終端を使用することを禁止する
初期設定では、サポートされるワコム デバイスは、自動的にローカル終端を使用して、応答性および高レイテンシネットワークに対する許容度を向上させます。ローカル終端は、ワコムの高度な機能をすべてサポートしているわけではありません。ローカル終端でサポートされていない機能を利用する場合は、デバイスをブラック リストに追加して、ブリッジ モードに戻すことができます。ブリッジ モードでは、タブレットのすべてのデータがリモート ホストに送信されて処理されるため、すべての機能が利用可能になりますが、パフォーマンスが低下し、レイテンシの影響を受けやすくなります。
デバイスをローカル終端のブラック リストに追加するには、テキスト エディターで%APPDATA%\Teradici\Teradici PCoIP Client.iniを開いて、localtermination_black_list
設定と、制限するデバイスのVID/PIDペアを追加します。
localtermination_black_list ", , ..."
ここで、
はブラック リストに追加するデバイスのVID/PIDペアです。
ブラック リストに追加するデバイスのベンダーIDおよび製品IDが不明な場合は、「ベンダーIDおよび製品IDを特定する」で説明されている方法を使用します。
HIDのローカル終端ブラック リストをトラブルシューティングする
デバイスが接続に使用しているモードをユーザーが確認できる表示はありません。接続のトラブルシューティング中に、使用されているモードを確認する必要がある場合は、セッションのAnyware Agentのログを確認します。デバイスがローカル終端を使用している場合、以下のような行を確認できます。
pcoip server log: `LVL:2 RC: 0 MGMT_KMP :Client added HoIP device (id:0x000a0005) with vendor id=0x056a, product id=0x0391`
pcoip client log: `LVL:2 RC: 0 MGMT_USB :HoIP supported device detected (Vid: 0x056a, Pid: 0x0391), using HoIP protocol for local termination'
Last updated: Thursday, July 18, 2024