Standard Agent for Windows Administrators' Guide

オーディオ サポート

ステレオ オーディオ出力およびモノラル オーディオ入力がサポートされており、初期設定で有効になっています。

セッション中には、ホストの既定のオーディオ デバイスがTeradici Virtual Audio Driverに変更されます。セッションが切断されると、オーディオ デバイスの選択は前の設定に戻ります。

注:アプリケーションはシステムの既定のデバイスを使用する必要があります

Anyware Agentは、システムの既定のオーディオ デバイスの割り当てを変更することにより、PCoIP接続を通じてオーディオを実現します。PCoIPを通じてオーディオを送受信できるのは、システムの既定のオーディオ デバイスを使用するアプリケーションだけです。

注:ボリュームは、Anyware Agentがインストールされると最大に設定されます

Anyware Agentがインストールされると、システムのボリュームは最大にリセットされます。ご使用の前にボリューム レベルをテストしてください。

マルチ チャネル オーディオ出力

要件

  • Agent:Standard Agent for Windows、バージョン23.06以降

  • Client:Anyware Client for macOS、バージョン23.06以降

    重要:macOS Clientが必要です

    マルチ チャネル オーディオは、Anyware Client for macOSのみでサポートされています。

  • オーディオ デバイス:2.0、5.1、または7.1チャネル構成をサポートするマルチ チャネル オーディオ デバイス(Anyware Client for macOSに接続されたもの)

現在の制限事項

  • 現在サポートされているのは、2.05.1、および7.1構成のみです。

  • 個別スピーカー ボリュームは、現在2.0構成のみで使用できます。

  • マルチ チャネル オーディオは、Avid Media Composerでは機能しません。

マルチ チャネル オーディオを有効にする

PCoIPセッションでマルチ チャネル オーディオを使用するには、システムの既定として設定されているマルチ チャネル オーディオ デバイスにMacクライアントを接続する必要があります。構成されたクライアントがPCoIP接続を確立すると、Standard Agent for Windowsは自動的にマルチ チャネル システムを検出します。

セットアップ手順について詳しくは、『Anyware Software Client for macOS - 管理者ガイド』を参照してください。


Last updated: Thursday, July 18, 2024