Anyware Standard Agent for Windows 24.07
このドキュメントは、HP Anyware環境の一部としてStandard Agent for Windowsを展開しようとしている管理者を対象としています。ファイアウォールの規則の設定など、ネットワークの概念に関する十分な知識があることを前提としています。
コマンド ライン ツールが必要です
エージェントの機能や設定の多くはWindowsユーザー インターフェイスを使用して構成できますが、一部の管理タスクではWindowsコマンド ライン ツールを使用する必要があります。ユーザーは、cmdおよびPowerShellに精通している必要があります。
Anyware Standard Agent for Windowsについて
Anyware Standard Agent for WindowsはHP Anywareの一部です。これを使用すれば、仮想Windowsデスクトップまたはカスタム アプリケーションをリモート ユーザーに提供できます。エンド ユーザーは、Anyware Clientを使用して仮想デスクトップに接続します。接続は、直接または接続ブローカーを介して行われます。
管理者は、オプションで、エンド ユーザーによるデスクトップのカスタマイズ、およびアプリケーションのインストールまたはアンインストールを許可することができます。
Anyware Standard Agentの一般的なエンド ユーザーとしては、Windowsデスクトップを必要とするが、GPUを利用するハイエンドのグラフィックス アプリケーションは必要としない、タスク ワーカーおよびナレッジ ワーカーが挙げられます。
Standard Agent for Windowsには、次のコンポーネントが必要です。
- リモート クライアントにデスクトップを提供するホスト マシン。ホストは物理マシンでも、仮想マシンでも、クラウドまたはデータ センターに存在していてもかまいません。詳しくは、「システム要件」を参照してください。
- ホスト マシンにインストールされたStandard Agent for Windowsソフトウェア。
その他のコンポーネントに関する詳細情報
このガイドでは、Standard Agent for Windowsについて説明します。
PCoIPエコシステムで用いられるすべてのコンポーネントに関する詳しい情報(アーキテクチャー図、展開のヒントなど)については、以下のドキュメントを参照してください。
HP Anywareのアーキテクチャーと説明:
PCoIP Clientについて詳しくは、以下のいずれかを参照してください。
- Anyware Client 24.07 for Windows - 管理者ガイド
- Anyware Client 24.07 for macOS - 管理者ガイド
- Anyware Client 24.07 for Linux - 管理者ガイド
- Tera2 Anyware Zero Client 24.07 - 管理者ガイド
HP Anywareのライセンスについて詳しくは、「Licensing FAQ」を参照してください。Anywareシステムのほとんどでクラウド ライセンスが使用されています。ローカル ライセンス サーバーを使用するシステムについて詳しくは、以下のガイドを参照してください。